こんにちは!ランモモです。
今回は、新卒でホテルに就職、その後人と対面する仕事を続けるも、なんだか合わない…。
そんなわたしのWebデザイナーへの転職と、その経緯についてのお話をお話ししたいと思います。
接客業がなんだか合わない気がする…
接客業から転職したいけど、実際どうなの?
そんな方の参考になれば嬉しいです^^
接客業からWeb系転職を志した理由
はじめに、わたしが接客業からの転職を目指した理由、Web系転職を目指した理由をご紹介します。
端的にまとめると、
- 人を相手にする仕事に、気疲れしてしまった
- PCに向かう仕事の方が、上司から評価されていた
- Web系の職種が、自分の目指す方向性に合っていそうだった
といった理由でした。
仕事をしていく中で、直接人と接する仕事より、周りからの評価も、気持ち的にも、PCに向かう仕事の方がより良いパフォーマンスを発揮できることに気がついた、そこからWeb系転職を目指した、という感じです。
接客業で感じていたもやもや
わたしは、新卒入社の会社とその次の会社の2社で、人と対面する職種を経験。
その中で、PCに向かってもくもく作業している方が向いていると気がつき、接客業務に対してだんだんと違和感やもやもやを感じるように。
もっとも大きかったもやもやが、次の2つです。
消耗するほどの努力が必要
まず1つめは、接客の仕事をしていると、努力の末に心身ともに消耗してしまう、ということでした。
そりゃ努力すれば、その分疲れるのは当たり前なんじゃないの?
と思いますよね。
わたしの場合は、この接客業での努力というのは、
『人の何倍も努力して、気をつかって、やっと人並みに仕事をこなせている感覚』
でした。
同僚に比べてわたしはいちいち手際が悪く、同じ仕事をしているはずなのに、仕事をこなすスピード感が全然違う。。
そのため、周りのスピードに追いつくために、持っている体力や集中力を200%発揮して仕事に向かう日々。
それで人並みに仕事をまわせるようになるものの、心身ともに消耗して帰宅する毎日でした。
無理を感じなかったPC業務
当時、新卒で勤めていたホテルでは、お客さまと直接対面する業務のほかに、PCで情報を管理する業務を担当していた時期がありました。
そこで感じたのが2つめ、
お客さまと対面するよりも、PC相手の方が、無理している感覚がない
ということ。
仕事なので、忙しい日は疲れるには疲れますが、対面業務よりも「腰が重たい感覚」や「気疲れ」が少なく、必要なエネルギーをちゃんと必要な分だけ使っている感覚でした。
また実際に、上司からの評価も、PC業務の方が好印象なコメントが多く、信頼を置いてくれていたことをよく実感していました。
自分のエネルギーを必要以上に出し切ることなく、しかも周りからの信頼も厚い。
PCに向かう仕事の方が向いていると感じるようになって、接客業は向いていないのでは?というもやもやが膨らんでいきました。
Web系転職を目指した理由
2社経験し、30歳を手前にして、再度転職を考えるように。
「人を相手にする(対面する)仕事はもういいかな…」
「それよりも、PCに向かえる仕事に就きたい」
そこで候補にあがったのがWeb系転職でした。
Web業界を選ぶにあたって、わたしにはいくつかの理由・根拠がありました。
コツコツと何かをつくることが好きだった
はじめに、自分の性格を見つめ直しました。
そこで感じたのが、
子どもの頃から、コツコツと何かをつくることが好きで、よく熱中していた
ということ。
絵を描いたり、折り紙で動物やくす玉をつくったり、ちまちまと裁縫したり。。
昔から、コツコツともくもくとひとつのことに集中することが好きでした。
(つらつらとこのブログを書いている時間も楽しいです^^)
そして、どんどん上達していく過程も好きで、さらにハマっていく性格でした。
PC業務での評価が高かったことも、この性格によるものでは?と感じました。
Excelなどのデータ管理でも、デザインでもいい。
集中して何かに取り組めること、完成形のある何かをつくり出せること。
Web業界ではそれが仕事としてできるのではないか、と考えました。
手に職をつけたかった
そして同時に、あわよくば、
手に職をつけたい、何か専門的なスキルを高めていきたい
と考えていました。
接客業を続けていて感じていたのが、転職しようにも、ほかで通用するスキルが特にない…という焦りでした。
実際には、接客業でも十分「接客スキル」「コミュニケーションスキル」が磨かれています。
新卒でのホテル入社後、何度か転職していますが、正直ホテル時代にしごかれたスキルに助けられて、転職先でもやってこられました。
どんな会社や職種にも活かせる大切なスキルで、今でも感謝しています。
それでも、専門的なスキルがあれば、転職先や働き方の選択肢が増えるとも考えていました。
- 「誰でも(自分でも)できる仕事・会社」ではなく、「スキルが活かせる仕事・会社」選びができる
- 会社勤めではなく、フリーランスとして働く/通勤せずに在宅で働く、という選択肢が増える
といったように、先の将来また転職することになっても、専門スキルがあれば、会社選びも働き方選びももっと自由度が増すのでは、と思いました。
携わりたい業界があった
それに加えて、わたしには「国際協力」「国際交流」の分野に携わりたいという気持ちがありました。
IT/Web業界ではありませんね笑
でも、
今の時代、Web系のスキルがあれば、業界を横断できるのではないか
という考えがありました。
実際、訪日観光客向けのWebメディアを運営している会社が、WebディレクターやWebデザイナーの職種を募集していたり。
フェアトレード商品を扱っている会社が、ECサイトの運用担当者を募集していたり。
Webサイトを扱っている会社であれば、業界に関わらず、Web系の職種を募集していることもあります。
Web系のスキルは、働き方だけでなく、業界選択の自由度も上がると考えたのです。
そういった理由で、PCに向かう仕事の中でも、特にWeb系への転職を目指すことに決めたのでした。
実際にWeb系転職をしてみて
そうして、Webデザインの勉強をはじめて、現在ECサイトの担当者として働いています。
結果的には、正解でした◎
接客業で抱えていた腰の重さや緊張感、心身の消耗感は今ではほとんどなく、もくもくと仕事に集中できることや、ページが完成する達成感を感じられることが嬉しいです。
接客業からのWeb系転職は、わたしにとっては、性格に合っている仕事、そして「もっと上達したい」と思える仕事に出会える出来事となりました。
▼実際に未経験からWebデザイナーを目指した流れはこちら
まとめ
「接客業にもやもやを感じている」
「このままでいいのか不安」
…そんな気持ちを抱えているなら、
- 今の仕事で、特に評価されていること
- 好きで集中できそうなこと
を見つめてみることがおすすめです。
きっとその方向に、自分の性格に合っている、無理なく取り組める仕事があるはずです。
そして楽しめそうと少しでも興味があるなら、まずは試してみることもおすすめ。
「やっぱり接客は向いていない…こっちの方が楽しい」
「実は意外と接客は好きなのかも」
など、わかるだけでも可能性が広がります。
接客業しか経験がなくても、働く方法はひとつじゃないことが実感できますよ。
今回のお話が、ひとつの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^
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