未経験からWebデザイナー職に転職した話|体験談

未経験からWebデザイナー職に転職した話|体験談 Webデザイン

こんにちは!ランモモです。

今回は、まったくの未経験から、現在Webページ作成に携わっているわたし自身の、Webデザインの仕事に就くまでの体験談をお話ししたいと思います。

未経験だけど、Webデザイナーってどうやって目指せばいいんだろう?

周りにWebデザインに関わっている人がいなくてイメージしづらい…

そんな方の参考になれば嬉しいです^^

*この記事は、あくまでわたし個人の体験談となります。
勉強や転職までの期間や、スキルを身につける方法はさまざま。

一参考として読んでみていただけたらと思います。

未経験からWebデザイナー職に転職した流れ

わたしの場合、ざっくりとこちらのような流れでWebデザインの仕事に就くことができました。

  • 勉強期間①:独学(約6ヶ月間)
  • 勉強期間②:職業訓練(3ヶ月間)
  • 実務期間:アルバイト(1年3ヶ月間)
  • 現在(自社ECサイトの担当として商品ページやLP作り等対応)

ちなみに、新卒で入社したのがホテル業界。

そのあと、留学生を対象にしたイベント企画等の仕事を経験。

人を相手にした仕事がメインだったので、Webサイト作りの知識なんてまったくのゼロの状態でした。

それでは、細かくお話ししていきたいと思います。

勉強期間①:独学(約6ヶ月間)

まずは独学でHTML/CSSを学び始めました。

独学で始めたのは、

  • 「楽しめるか?」「飽きずに続けていける分野か?」をまずは見極めたい
  • 退職後は無職で、お金をかけて学ぶ余裕がなかった

ことが大きな理由です。

具体的には、月額制のオンラインサービスを利用して、家でコツコツと学習を進めていきました。

そのときに利用していたのが、「Progate」というサービス。

実際にコードを書きながら、その成果物を目で確認できる仕様になっています。

「今書いた文字列が何をするためのものなのか」
「目標を作るために、どのようなコードをどう書いていけばいいのか」

を示しながら学習させてくれます。

まったく触れたことのないWebデザインの世界を少額で体験することができ、未経験者の独学でもとても学びやすかったです。

勉強期間②:職業訓練(3ヶ月間)

独学当時、すでに退職し無職の状態。

そこで知ったのが、ハローワークの職業訓練

受講料なく、さまざまな知識やスキルを学ぶことのできる場です。

その職業訓練の受講科目の中に、Webデザインの基礎が学べる「Webクリエイター養成科」を発見。

指定の書類(履歴書のようなもの)の審査があるので、それを作成して応募。
無事に合格したことで、3ヶ月間スクールに通って学習を進めました。

職業訓練に3ヶ月通ってみたときの体験談はこちら▼

結論から言うと、職業訓練に通ったことは正解でした。

  • 「独学で、今どのくらいのスキルが身についているのか?」を総合的に確認することができた
  • わからない部分を直接先生方に質問でき、スキルアップにつながった

など、独学での知識の抜け漏れを埋めることができました

正直、わたしの場合独学では、Webデザインというジャンルの全体像をつかめておらず、部分的にしか学べていませんでした

実際、独学だけでも、自力で他サイトをトレースしてみたり、なんとなくページをつくることはできていました。

でも、HTML/CSSの基本的な役割や意味合い(HTMLの構造やタグの意味合い、CSSの正しい使い方など)までは把握しきれていなかったです。

職業訓練は、基礎から着実に学び直し、知識の軌道修正ができた場所になりました。

実務期間:アルバイト(1年3ヶ月間)

そして職業訓練に通いながら、少しずつ転職活動も進めていきました。

実は、わたしの場合、最終的な目標は「希望する業種(Web以外の分野です)でWeb系の職種に就くこと」。
Webデザインの経験を積んだら、ゆくゆくはさらに希望業種への転職を考えていました。

そのため、とにかくまずは実務経験が積める、修行できるWeb系制作会社を探していました。

  • 実務未経験であること
  • とにかく実務経験を積み、実際の現場で修行すること

を踏まえて、雇用形態は正社員だけでなく、アルバイトも視野に入れて幅広くみていました。

そして、3社ほど履歴書を送ったうちの1社にアルバイトとして採用していただき、職業訓練校卒業と同時に実務に就けることに。

主な仕事内容としては、以下のとおりです。

  • WordPressを使い、顧客の希望に合わせたデザインカスタム(HTML/CSS使用)
  • 写真の補正・加工(Photoshop使用)
  • バナー作成(Photoshop/Illustrator使用)
  • ドメイン取得やWordpressの初期設定

WordPressを使ったサイト制作会社だったため、ゼロからデザインを作成するような内容ではありませんでしたが、それでもHTML/CSSの知識がないと務まらない仕事でした。

実際に知識をフル活用しながら、仕事の中で新しい知識も身につけることができ、さらにサイト立ち上げ周りの作業やWordpressの設定まで学ぶことができる。
初めての実務には充分すぎるほどの現場でした!

先輩や上司に相談できたり、アドバイスをもらえたことも、今では貴重な財産となっています。

会社によっては、アルバイトでもしっかり知識を活かすことができ、さらにスキルアップまでできる現場があることを実感しました。

現在

アルバイトで修行しつつ、希望業種の求人も少しずつチェック。
そして応募できそうな求人が2社ほどあり、そのうちの1社にご縁をいただくことができました。

今はその会社で、

  • ECサイトの商品ページや、広告用のLPの制作
  • 宣材写真の撮影、補正・加工
  • 広告運用

を行ったりしています。

なんとか希望業種でWeb系の職種に転職が叶い、これまでの知識をフル活用しながら成長に励んでいます。

先ほど、「職業訓練後は正社員・アルバイトと幅広くみていた」とお話ししましたが、転職活動しやすかったという点ではアルバイト採用でちょうどよかったかもと今では思っています

まとめ

まとめになりますが、わたしが未経験からのWeb系転職を叶えた流れは以下のとおりです。

  • 勉強期間①:独学(約6ヶ月間)
  • 勉強期間②:職業訓練(3ヶ月間)
  • 実務期間:アルバイト(1年3ヶ月間)
  • 現在(自社ECサイトの担当として商品ページやLP作り等対応)

中でも大きなターニングポイントは、「職業訓練で人から学べたこと」・「実務経験で修行できたこと」だと思っています。

独学でも最低限必要な知識は得ることはできます。
それでサイトを形づくることもできます。

でも、実際に経験がある人に見てもらったときに、抜け漏れや理解不足が見つかることも多いです。

独学では知り得なかった基礎知識や新しいスキルを発見することも多々ありました。

機会があったり、金銭的・時間的に余裕があるなら、Web系のオンラインスクールや専門学校に通ったり、実際に経験ある人の元で働いてみることも重要だと思っています。

未経験からWeb系転職をするにはいろいろな方法や経路があるかと思いますが、ひとつの参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^

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