職業訓練Webデザインコース、未経験だとついていけない?受講のポイントとは

職業訓練Webデザインコース、未経験だとついていけない?受講のポイントとは Webデザイン

こんにちは!ランモモです。

職業訓練のWebデザインコース、未経験だと
「授業についていけないかも・・」
と不安に思うこともあるのではないでしょうか?

また、
「実際に今ついていけてない・・」
という悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。

Webデザインの勉強って、未知な部分が多いですよね・・。

今回は、実際に3ヶ月コースに通って感じた体感と、授業についていくための受講ポイントをお話したいと思います。

Webデザイン、興味はあるけど、やっぱり難しいのかな・・

未経験でついていけるのかな?

今通っているけど、正直ついていける自信がない・・

どうしたらいいんだろう?

そんな疑問や不安に向けて、今回のお話が少しでも参考になれば嬉しいです。

実際、未経験だとついていけない?

早速ですが、

実際、未経験だと、授業についていくのはやっぱり難しい?

結論からお伝えすると、大丈夫です。未経験でもついていくことはできます!

以下で少し詳しくお話ししていきますね。

しっかり取り組む姿勢があれば大丈夫!

実際に3ヶ月コースに通ってみて、「未経験者でもついていける」と感じたのは、こちらの要素が大きいです↓

  • 基本的には、未経験者でも学んでいける授業スピード、カリキュラムになっている
  • 先生方に質問しやすい環境である

実際、当時わたしが通ったクラスも、9割ほどがWebデザイン未経験者でした!

(残る1割は、「オンラインサービスで触れたことがある(実務は未経験)」という方々でした)

一応、「実務でAdobeソフト(Photoshop/Illustrator)を使ったことがある」「デザイン系の学校、学科に通っていた」という方々が全体の3割ほど。

でもWebデザイン(コーディング)となると、ほとんどが未経験者。

それでも、最終的には皆さんWebサイトを作る課題をしっかりこなしていました。

まず授業内容やカリキュラム自体が、Webデザインに必要な知識やスキルを一から順序立てて学べる、未経験からでも取り組みやすい流れになっています。

そして先生方も、生徒さんの理解度や様子を見ながら、丁寧に授業を進めてくださいました。

授業中、いつでも質問できる雰囲気だったので、わからない部分は都度解決していくことができます。

「しっかり学んでスキルを習得するぞ!」
という意識ややる気を持っていれば、未経験者でも授業についていける環境
です。

PC操作そのものが苦手だと、苦戦する可能性あり

補足ですが、「もともとPC作業に苦手意識がある」といった場合は、おそらく未経験者だと苦戦する可能性があります。

職業訓練のWebデザインコースの授業は、Webデザインに必要なPCソフトの使い方から始まり、最終的にWebサイトを作り上げていきます。

「そもそもPC作業に慣れていない」といった『PC自体未経験者』である場合、専門的なソフトを使っていくWebデザインコースの授業は、ハードルが高く感じてしまうと思います;;

WordやExcelといったOfficeソフトの基本的な操作経験でも大丈夫なので、「PCで作業をすること」自体に経験があることが前提となります。

授業内容(3ヶ月コース)と難易度について

それでは、実際の授業内容とその難易度はいかほどなのか?

3ヶ月コースで学ぶ内容を、大きく3つに分けてご紹介していきます。

以下の難易度については、
「Officeソフトで資料やデータをまとめるなど、ソフトの基本的な活用ができる程度のPCスキルがある場合」
を基準にご紹介しています

Adobeソフト(Photoshop/Illustrator)の使い方

まずは、1ヶ月目に学ぶ「Adobeソフト(Photoshop/Illustrator)の使い方」。

PhotoshopやIllustratorは、Webサイトに掲載する写真の補正や、装飾作成、デザインカンプ作成に必要になるソフトです。

◆ Adobeソフト(Photoshop/Illustrator)の使い方
難易度】★★☆☆☆

Wordで書類を作成したり、Excelでデータをまとめてグラフにしたり・・
といった作業を「★☆☆☆☆」とすると、それよりは難易度が上がる印象です。

Photoshopは、主に画像の補正やサイズ調整を行うソフトです。
イメージだと、「スマホに標準でついている画像補正機能の、何倍も細かい調整ができる」感じです。

Illustratorは、自由な形状のシェイプやパターン(模様)を作ったり、手書きイラストを読み込んで画像化を行うことができます。
イメージだと、「WordやPowerPointよりも自由にシェイプ作成やテキストのデコレーションができ、手書きイラストまで調整できる」感じです。

クリエイティブ専門のソフトなので、一般的に会社で使われるソフトよりも多機能な分、覚えないといけない操作も増えてきます。

コーディング(HTML/CSS)

続いて2ヶ月目に学び始める「コーディング(HTML/CSS)」。

実際にWebサイトを組み立てていく作業です。

「コーディング」と調べたりするとよく見る、英語や記号が羅列されている画面。
それを実際に書いていく作業ですね。

◆ コーディング(HTML/CSS)
【難易度】★★★★☆

「どんなふうにWebサイトが出来上がっているのか?」

これまで学ぶ機会もほとんどなく、詳しくない方が大多数だと思います。

いわば、全くの未知の世界。

ここで授業の難易度がグッと上がる印象です。

HTML/CSSは、マークアップ言語というものに属します。

「言語」という言葉が使われているように、まさに新しい外国語を一から学ぶような感覚です。

Webサイトの構造から始まり、個々の単語の意味や、その使い方を学んでいきます。

個人的には、
「初めて英語の文法と単語を学び、それを組み合わせて英語長文を作ってみる感覚に近いなぁ」
と感じました。

最初はやっぱり全然慣れず、何を言っているのかわからない部分が多々あります;;
そしてそれを1ヶ月ちょっとで習得していこうとしているので、
「理解が授業スピードに追いつかない・・!」
という状況も出始めます。

jQueryの実装

そして3ヶ月目に「jQueryの実装」の授業に入ります。

jQueryは、出来上がったWebサイトにアニメーションやソート機能などが実装できる言語です。

◆ jQueryの実装
【難易度】★★★★

jQueryはHTML/CSSとはまた違った種類の言語です。
なんとなく使う単語が似ている部分もありますが、jQuery特有の文法があるので、HTML/CSSに加えてさらに別の外国語を学ぶイメージに近いです。

jQueryは、JavaScriptというプログラミング言語を、より簡単に実装できるよう拡張された言語です。

マークアップ言語のHTML/CSSとは、また異なる構造を持っています。
プログラミング言語の拡張版ということもあり、よりプログラムを実装している感覚、論理的思考が必要になる感覚が出てきます。

個人的には、
「英語で数学の記述式の問題を解いている感じだなぁ」
と思いながら学んでいました。

HTML/CSSの授業の理解が難しい状況だと、jQueryの授業も
「難しすぎる・・!」
と感じてしまいやすいと思います。

3ヶ月目でjQueryの授業に進めるかどうかは、「そのときのクラスの授業理解度によって決まる」こともあるそうです。

当時、訓練校の先生が「2ヶ月目の状況によっては、3ヶ月目以降もHTML/CSSの授業を続けて理解度アップを優先していくこともある」といった旨をおっしゃっていました。

訓練校によって方針の違いもあるかもしれませんが、そのような場合もあるようです。

実際、クラスの様子はどうだった?

やはり、2ヶ月目のコーディングの授業で一気に戸惑う生徒が増えた印象です・・!

わたしが通っていた訓練は、30人ほどのクラスでした。
男女半々くらいで、年齢は20代〜50歳前後の方まで幅広く在籍。

そのうち、

◆ Adobeソフト(Photoshop/Illustrator)の使い方
全員がクリア!
Officeソフトしか経験のない方も、戸惑う様子は少なく、操作方法もしっかり習得されていました。

コーディング(HTML/CSS)◆
最初は9割が戸惑い(残る1割は独学で若干の経験あり)
→でも2ヶ月目が終わる頃には、全員がWebページ1枚完成させられるほどになりました!

jQueryの実装
最初はほぼ全員が戸惑い;;
→学ぶうち、訓練校最後の課題「Webサイトを一つ作る課題」で、実際にページに実装していたのは半数ほどでした。

といった印象でした!

基本的に、授業はとても丁寧です。
先生方も、生徒さんの理解度を見ながら授業を進めてくれて、質問もしやすい環境でした。

わたしが参加したクラスの皆さんは、しっかり授業を聞いて、わからない部分は積極的に先生方に質問して解決している方が多かったです。

そのため、授業についていけている方が比較的多かった印象を持っています。

授業についていくためのポイント

そしたら、困らずに授業についていけるようになるには、実際どうすればいい?

ここでは、受講するうえでのポイントをご紹介します。

先生をしっかり頼る

一番のおすすめ、かつ必須なポイントが、「先生をしっかりと頼ること」です。

職業訓練校のメリットのひとつに、「先生方、いわば経験者に直接教わることができる」というところがあります。

このメリットは、独学やオンライン授業で得るのはなかなか難しいところ。
わからない部分を、経験者に直接PC画面を見てもらいながら質問できる環境は、学校に通っているからこそ得られる貴重なメリットです。

先述したように、わたしが通っていたクラスは、皆さん積極的に先生方に質問をしていました。

ときには授業時間内では足りず、休憩時間に時間をとってもらうことも・・!

でもこれが功を奏したようで、先生から「今期のクラスは皆さん優秀で、無事jQueryの授業もスケジュール通り行えました!」というお言葉もいただきました。

例年に比べ、クラス全体的に授業についていけていたようです◎

特にHTML/CSSの授業は、わからない部分をそのままにしてしまうと、
「思ったようなページづくりができない・・」
「もはや先生が何を言っているのかわからない・・」

と、後になるにつれて難しく感じるようになってしまうと思います。

少しでも「わからないかも」と思うことがあれば、積極的に質問してその都度解決していくことがおすすめです。

実際に手を動かして復習する

続いて心がけたいことが、「実際に手を動かして復習する」ということ。

実際にWebデザインの勉強を始めて強く感じたのが、『できるようになる、上達するには、ソフトやコーディングに「慣れること」が一番の近道』だということ。

わたしが通っていたクラスには、「Adobeソフトは前職で使っていた!」という生徒さんが全体の3割ほどいらっしゃいました。
そう言った方々が作る課題作品は、素人目にもレベルが高かったです・・!

また、コーディングも、書けば書くほど次第に仕組みがわかってきて「こういうレイアウトを作りたい」と思い描いたイメージをパッとWebページ上に表現できるようになっていきます。

朝少し早く登校したり、休憩時間を少しだけ使ってみたり。

自宅では、テキストを読み返してみたり。
Adobeソフトは持っていなくても、コーディング用のエディタはネットで無料でダウンロードできますので、HTML/CSSの復習は自宅でもできますよ。

実際に手を動かして操作方法や仕組みに慣れていくことで、できることが増えていきます。
そしてそれによって、授業もどんどん楽しくなっていきますよ。

気になることは調べてみる

そして最後に、「気になることは自分で積極的に調べてみる」ということもおすすめです。

受講していると、下校中や自宅でふとしたときに
「あれってそういえばどういうことなんだろう?」
「こういうの作ってみたいけど、ネット検索したら出てきそう・・!」

と思いつくこともあると思います。

Webデザインの基礎知識は、ネット検索すると結構答えが見つかったりします。

ふと思いついたことを自分で調べて解決することも、授業の理解度を深めるのに効果的です。

もし調べてみて解決しなければ、ぜひ先生に質問してみてください!

わたし自身、自習で疑問に思ったことも質問して、何度も先生に助けられました。
今でも先生方には本当に感謝しています・・!

まとめ

「職業訓練のWebデザインコースの授業、未経験だと難しいかな・・?」

不安もあるかと思いますが、しっかりと取り組む姿勢があれば大丈夫です!

わからない部分は先生方にも積極的に質問すれば解決できます。
また、そのようにわからない部分を解決していけばいくほど、必然的に手を動かす機会も増えていくので、授業内容に慣れてより理解度が深まっていくはずです。

「今Webデザイン受講してるけど、正直ついていけてない・・」
という場合にも、何がわかっていないのかを整理して、今からでもぜひ先生方に質問してみることをおすすめします。

小さな疑問でも大丈夫です!
ひとつ疑問が解決すると、できることがひとつ増えます。
その繰り返しで、だんだんと思うように操作できるようになると、Webデザインはどんどん楽しくなりますよ。

今回のお話が、ひとつの参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^

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